毎月の重い生理痛やPMS(月経前症候群)に悩みつつも、仕事や学業で忙しく、産婦人科へ通院する時間が確保できないという方は多いのではないでしょうか。
「オンライン診療を利用してみたいけれど、本当に薬が届くのか、医師にしっかり相談できるのか不安」と、利用をためらうケースも少なくありません。
本記事では、低用量ピルのオンライン診療について、実際の利用者から得たリアルな体験内容をもとに、人気の3社を徹底比較いたします。ご自身のライフスタイルに合った、安心できるクリニック選びの参考にしてください。
オンライン診療で処方される低用量ピルの種類と効果
低用量ピルは、女性ホルモンを調整して避妊や生理トラブルの改善をサポートする医療用医薬品です。アフターピル(緊急避妊薬)とは異なり、毎日決まった時間に継続して飲むことで効果を発揮します。使用されている黄体ホルモンの種類によって「世代」が分かれており、それぞれ期待できる副効用が少しずつ異なります。
例えば、月経困難症の緩和に優れているとされる「ルナベル」や「ヤーズ」、ニキビや肌荒れの改善の効果が期待できるとされる「マーベロン」や「ファボワール」、自然なホルモン変化に近く不正出血が起こりにくいと言われる「トリキュラー」や「アンジュ」など、オンライン診療で取り扱っている種類は多岐にわたります。
「種類が多くて自分では判断が難しい」という方でも問題ありません。オンライン診療の事前の問診にて「生理痛を軽減したい」「肌荒れも治したい」といったご希望を伝えることで、担当医師が一人ひとりの体質や目的に最も適したお薬を提案してくれます。
低用量ピルのオンライン診療を選ぶときの5つのポイント

手軽にピル処方を受けられるオンライン診療ですが、数多くのクリニックが存在します。失敗せずにご自身に合ったクリニックを選ぶためには、以下の5つのポイントを比較することが重要です。
診察料や送料を含めた「総額」
オンライン診療のピル代は1シートあたり約2,000円〜3,000円が目安です。ただし、お薬代が安くても、毎回「診察料」や「送料」が加算されると、最終的な支払額が割高になるケースがあります。長期的な服用を検討している場合は、定期配送による割引や、送料が無料になるプランがあるクリニックを選ぶと費用を抑えやすくなります。
自身のライフスタイルに合った「診療の受けやすさ」
クリニックによって「電話」か「ビデオ通話」か、診療方法が異なります。すっぴんや部屋着のまま気軽に受診したい方は、顔出し不要の電話診療が向いています。また、オンライン上の待合室で15分以上の待ち時間が発生するクリニックもあるため、スキマ時間でスムーズに処方を受けたい方は、待ち時間が少なくレスポンスの早いサービスを選ぶことが大切です。
処方してもらう「ピルの種類」
低用量ピルには、ファボワールやマーベロン、トリキュラーなど複数の種類があり、体質や目的によって合うお薬が異なります。豊富な種類を取り扱っており、事前の問診をもとに医師が適切なピルを提案してくれるクリニックであれば、初めての方でも安心して利用できます。
クレジットカードや後払いなどの「支払い方法」
支払い方法の選択肢が多いかも重要です。クレジットカード以外にも、スマホ決済や後払い、コンビニ払いなどに柔軟に対応しているクリニックであれば、クレジットカードを持っていない方でも安心して利用できます。
買い忘れを防ぐ「定期便」と「サポート体制」
ピルは毎日決まった時間に飲む必要があります。定期便を利用すれば、毎月自動で自宅のポストに薬が届くため、買い忘れによる服用の中断を防ぎ、体調管理がしやすくなります。また、服薬中に不安を感じた際に、LINEなどで医師にすぐ相談できるサポート体制が整っているかもチェックしましょう。
オンラインピルおすすめクリニック3選比較一覧表
人気のオンライン診療3社を、料金やサービス内容で厳選比較しました。顔出しの有無や配送スピードなど、各社のリアルな使い勝手がわかります。クリニックによって、診療の形式や料金プランにはそれぞれ独自の特色があります。まずは、実際のサービス内容や料金設定について比較表で確認してみましょう。
サービス比較
| サービス名 | 診察方法 | 顔出しの有無 | 配送スピード | 特徴 |
マイピルオンライン | 電話 | なし | 最短当日発送/翌日着 | 決済・発送通知など細やかな連絡と圧倒的なスピード感 |
![]() メデリピル | ビデオ通話/電話 | 選択可 | 最短当日発送/翌日着 | 初診時の吐き気止め無料プレゼントなど丁寧な対応 |
DMMオンライン クリニック | 専用ビデオ通話 | 必須 | 最短当日発送/翌日着 | 医師とオペレーターの分業制による手厚い案内 |
料金比較
| サービス名 | 1シート定期便 | 6シート定期便 | 12シート定期便 | 診察料 | 送料 | 備考 |
マイピルオンライン | 2,970円 | 13,250円 | 21,120円 | なし | 0円 ※1シートのみの場合は550円 | 定期便割引制度が充実、途中解約可能 |
メデリピル | 2,970円 | 14,108円 | 22,236円 | 選択可 | 550円 | 1年継続で割引特典あり |
DMMオンライン クリニック | 2,980円 | 15,480円 | 28,560円 | 必須 | 550円 | ピルの種類により料金変動 |
※料金はすべて税込みです。
マイピルオンライン|スキマ時間にスムーズな処方

- 手順:WebまたはLINEから予約~問診
診療スタイル:電話診療(顔出し不要)
サポート体制:産婦人科専門医が在籍で初めてでも安心
マイピルオンラインの強みは、「産婦人科専門医が在籍している安心感」と「スキマ時間を活用してスムーズに受診できる」点です。
事前の本人確認書類の提出が不要で、電話による音声のみの診療となるため、場所を選ばず手軽に医師へ相談が可能です。実際の診療は非常に効率的かつ丁寧で担当する医師が優しく薬に対する不安をヒアリングしてくれるため、受診後の安心感が高いのがポイントです。
支払い完了時や発送時には、逐一メールまたはLINEで通知されるため、お薬の到着を安心して待つことができます。

お薬が届く際の梱包にも細やかな配慮がなされています。配送時の品名表記が「サプリメント」となっているため、同居されているご家族に知られるリスクを抑えることが可能です。

また、同梱物には、お薬のほかに領収書や、お薬の正しい飲み方やお得な情報が確認できるご案内チラシが同梱されています。
定期便の次回発送日の確認や配送先の変更等の手続きについては、マイページからいつでも簡単に行うことが可能です。
さらに、低用量ピルは初回割や定期便での送料無料、継続しやすい価格設定や受け取り回数の縛りがないため、最短1ヶ月から解約可能な点も魅力です。
メデリピル|初心者に向けた丁寧なサポート

- 手順:LINEから予約~問診
診療スタイル:FaceTime、Google Meet、電話から選択可能
サポート体制:内容豊富なガイドブックあり
メデリピルは、普段から使い慣れているLINEで予約から診療、その後のサポートまで完結するのがとても便利な点です。お薬の説明だけでなく、「オンラインでは直接の診察ができないため、1年に1回は産婦人科で直接検診を受けてくださいね」といった適切な指導も行われるため、医療機関としての信頼感を得やすいクリニックです。

配送時の品名表記は「ワレモノ」とされており、プライバシー保護の観点でも安心できます。

また、同梱物の充実度が高く、ピル本体や納品書に加え、ピルに関する基礎知識が詳しく解説されたガイドブックが同封されています。医師にしっかりと相談しつつ、正しい知識を身につけながら服用を開始したい初心者の方に推奨できるクリニックです。
さらに、初診の方限定で吐き気止めをプレゼントしてくれるなど、初めてピルを飲む方の不安を和らげる工夫がなされています。電話をしながらLINEの画面で契約するプランの確認ができるため安心感があり、じっくり相談しながら決めたい方にぴったりです。
DMMオンラインクリニック|24時間のサポート体制

- 手順:LINEから予約~問診
診療スタイル:専用のビデオチャットを利用(顔出し必須)
サポート体制:24時間気軽に相談可能
DMMオンラインクリニックは、専用のビデオチャットシステムを使った診療が大きな特徴です。事前にアプリをダウンロードする必要がなく、LINEからスムーズにマイページへアクセスできます。
医師からは血栓症のリスクやリフィルサービスの紹介等の十分な説明があり、安心できるサポート体制が整っています。
専用システムに入室する形式のため、知らない番号からの着信に対する不安がない点が評価されています。一方で、医師からオペレーターへ繋ぐ間にも待ち時間を要するケースがある点は注意が必要です。

同梱物については非常に充実しており、各ピルの詳細が記載された詳しいガイドブックや定期便の案内、さらには今後の手続きに役立つマイページへの案内書類などが丁寧に同封されています。継続的な利用を検討されている方にとって、分かりやすく信頼できるサービス内容となっています。
スマホで完結!オンラインピル処方のご利用の流れ

オンライン診療の利用手順は、ステップは以下の通りとなります。
スマホで予約・問診入力
希望の診療日時を選択し、現在の体調、服用歴、希望するお薬の種類などを入力します。ここで問診を詳しく記載しておくと、診察がよりスムーズになります。
オンライン診療の受診
電話やビデオ通話で医師の診察を受けます。自己紹介の後に希望のお薬についての説明があり、副作用の確認などが行われます。疑問点や不安なことがあれば、このタイミングで医師へ遠慮なく相談しましょう。
決済・お薬の配送
診療終了後、登録した支払方法で自動的に決済されます。マイピルオンラインなどの場合、「支払い完了」「発送完了」といった通知メールまたはLINEのメッセージが届くため、到着までの不安が軽減されます。お薬は最短当日に発送され、中身がピルだとわからないようプライバシーに配慮された梱包でポストに投函されます。
知っておきたい低用量ピルの副作用と注意点
オンライン診療は手軽で便利ですが、直接の診察や血液検査ができないため、ご自身の体調を正確に医師へ伝えることが非常に重要になります。少しでも不安なことや体調の変化があれば、すぐに相談できる環境を整えておきましょう。
低用量ピルは医療用医薬品なので、飲み始めの1〜2ヶ月は体がホルモン変化に慣れず、吐き気や頭痛、不正出血などの症状が起こることがあります。また、血栓症のリスクもあるため、喫煙習慣がある方や年齢によっては処方できない場合もあります。
オンライン診療は非常に利便性が高いサービスですが、各クリニックの医師も推奨している通り、ご自身の身体をしっかりと守るために、自己判断だけで長く続けるのではなく、1年に1回は対面の産婦人科で定期検診や子宮頸がん検診、血液検査を受けることを強くおすすめいたします。
低用量ピルに関するよくある質問
- Qピルを飲むと太るって本当ですか?
- A
ピル自体に直接脂肪を増やすような成分は入っていません。飲み始めにホルモンの変化で一時的にむくみやすくなったり、食欲が増したりすることで「太った」と感じる方がいると言われています。体が慣れてくれば自然と落ち着くことがほとんどですので、過度に心配しすぎず、バランスの良い食事を心がけてみてください。
- Qピルは何歳から服用できますか?未成年でも大丈夫?
- A
初経を迎えていれば服用できるケースが多いです。ただし、未成年の方は保護者の同意が必要になるクリニックもあります。また、年齢や体質によっては服用を避けた方がいいお薬もあるため、必ず医師の診察を受けて、安全性を確認してから処方してもらいましょう。
- Qクレジットカードを持っていなくても買えますか?
- A
はい、可能です。クリニックによりますが、コンビニ払い、後払い、スマホ決済といった幅広い選択肢を用意しているところも多いため、ご自身に合った支払い方法を選べます。
まとめ
適切な知識を持ち、ご自身のライフスタイルに合ったクリニックを選択することで、毎月の不調から解放され、より快適で安心できる毎日を過ごせるのではないでしょうか。
本記事の比較を通じて、あなたにとって最適なクリニックを見つけるお手伝いができましたら幸いです。決済や発送のタイミングで細やかな通知が届き、安心感とスムーズな処方を両立したいとお考えの方はぜひ、『マイピルのオンライン診療』にお気軽にご相談ください。
参考文献
- マイピルオンライン公式サイト:https://mypill.online/lpB.html
- 低用量ピルガイドライン案(日本産科婦人科学会): https://www.jsog.or.jp/news/pdf/CQ30-31.pdf
- ヤーズ配合錠による血栓症について(厚労省):https://www.mhlw.go.jp/www1/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/310_1.pdf
- オンライン診療指針(厚労省):https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000186912_00002.html
- 月経前症候群PMS(日本産科婦人科学会): https://www.jsog.or.jp/citizen/5716/
- 経口避妊薬(PubMed Central): https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK430882/
- 日本人女性の血栓症リスク(PubMed): https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26672897/
- 日本におけるOCと女性の健康(PubMed Central):https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10591342/
- 医薬品副作用被害救済制度(PMDA): https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/


