リベルサスのダイエット効果とは?成功ポイントや飲み方、副作用を大解説 2025.10.15 ブログ リベルサスは、本来2型糖尿病の治療薬として開発されましたが、その有効成分である「セマグルチド」が持つ食欲抑制作用により、近年ではダイエット目的でも注目を集めています。 この記事では、リベルサスの効果の仕組みから、服用を成功させるポイント、副作用、費用まで詳しく解説します。「なかなかダイエットが続かない」「食事量をコントロールしたい」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。 目次1 リベルサスとは?1.1 2型糖尿病治療薬の承認内服薬1.2 GLP-1受容体作動薬「セマグルチド」のメカニズム2 リベルサスの服用で期待できる3つの効果2.1 食欲抑制による自然なダイエット効果2.2 空腹感を感じにくくする2.3 生活習慣改善のサポート3 リベルサスの服用後いつから効果が実感できる?3.1 効果を高めるための段階的な増量プロセス4 リベルサス服用ダイエットを成功させるポイント4つ4.1 医師に相談しながら服用する4.2 生活習慣を見直す4.3 服用を継続する4.4 正しく服用する5 リベルサスの正しい飲み方5.1 基本の3原則5.2 注意点6 リベルサスで効果が実感できない理由6.1 服用量が適切でない6.2 運動量が不足している6.3 食生活の改善が不十分6.4 正しい服用方法を守れていない7 リベルサス処方の流れ8 リベルサスのリスク・副作用8.1 消化器官症状8.2 低血糖症状8.3 急性膵炎・胆道系疾患8.4 リベルサスを内服できない人は?8.4.1 妊娠中、授乳中、妊娠を希望している人8.4.2 過去に膵炎になったことがある人8.4.3 ほかの糖尿病薬を内服している人、注射をしている人9 費用、料金9.1 ダイエット目的の場合の自由診療価格10 まとめ リベルサスとは? 初めに、リベルサスという薬がどのようなものかを理解しておきましょう。 ここでは、リベルサスの概要と、作用のメカニズムを解説します。 2型糖尿病治療薬の承認内服薬 リベルサスは、ノボノルディスクファーマ社が開発した2型糖尿病の治療薬です。GLP-1受容体作動薬の一種で、2020年11月18日に厚生労働省から正式に承認されました。 GLP-1受容体作動薬はこれまで注射タイプが主流でしたが、リベルサスは世界初の経口薬(飲み薬)タイプとして登場しました。「注射に抵抗がある」「自宅で手軽に続けたい」といった方でも、無理なく治療を継続できる点が大きな特徴です。 近年では効果の面に着目し、血糖値を安定させるだけでなく、体重減少や生活習慣病予防の効果にも注目されています。 参考:厚生労働省|リベルサス承認情報 参考:リベルサス®錠を服用される方へ GLP-1受容体作動薬「セマグルチド」のメカニズム リベルサスの有効成分である「セマグルチド」は、体内で分泌されるホルモン「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」と似た働きをします。 GLP-1は食事を摂った際に小腸から分泌されるホルモンで、血糖値を下げるだけでなく、脳の満腹中枢に作用して「食べたい」という気持ちを抑えます。 ただし、体内で自然に分泌されるGLP-1は分解が早く、作用時間が短いという欠点がありました。セマグルチドはその構造を改良し、体内で長く作用するよう設計されています。そのため、1日1回の服用でも効果が持続するのです。 リベルサスの服用で期待できる3つの効果 リベルサスの服用を検討している人は、どのような効果があるのか気になるのではないでしょうか。 ここでは、リベルサスの服用で期待できる効果を3つご紹介します。 食欲抑制による自然なダイエット効果 リベルサスの代表的な効果は「食欲を抑える」ことです。セマグルチドが脳の視床下部にある食欲中枢に作用し、満腹感を感じやすくします。 そのため、無理な我慢をせずに自然と食事量が減り、摂取カロリーを抑えることが可能です。「食べすぎてしまう」「食事制限がつらい」という人でも、ストレスの少ない食事量コントロールができるのがポイントです。 空腹感を感じにくくする リベルサスは胃の働きをゆるやかにする作用を持ち、食べたものが腸に送られるスピードを遅くします。その結果、満腹感が長く続き、間食や夜食を自然に減らせるようになるのです。 また、GLP-1の働きによってインスリンの分泌が促進され、食後の血糖値上昇がゆるやかになります。食後のだるさや眠気を軽減し、日中の活動量も上がりやすくなるでしょう。 生活習慣改善のサポート リベルサスの服用を継続すると、太りにくい生活習慣が身につきやすくなります。 体重が減ると体を動かしやすくなり、日常の活動量が増えるため、間接的に代謝にも良い影響が期待できるでしょう。 リベルサス自体に基礎代謝を上げる直接的な作用はありませんが、血糖値の安定と食欲抑制の相乗効果により、カロリーを効率的に消費しやすい体をサポートします。 さらに、最近の研究では心臓や血管、腎臓の保護作用があることも報告されています。単なるダイエット薬にとどまらず、生活習慣全体の改善も期待できるのです。 リベルサスの服用後いつから効果が実感できる? リベルサスを服用した後、どのくらいで効果を実感できるのか気になる方も多いのではないでしょうか。 一般的には、効果を感じ始めるまでに1〜3ヶ月ほどかかるとされています。継続して服用することで、少しずつ変化を実感するケースが多いようです。 食欲の抑制や満腹感の持続といった効果を感じはじめると、少しずつ生活習慣にも変化が現れ、ダイエットの加速も期待できます。 リベルサスは短期間で劇的な変化をもたらす薬ではなく、時間をかけて作用するタイプの薬です。焦らず、継続して服用することが大切です。 効果を高めるための段階的な増量プロセス リベルサスは、最初から高用量を服用するわけではありません。多くの場合、3mgから始め、体が慣れてきたタイミングで7mg、14mgへと段階的に増量します。 副作用を防ぎつつ、効果を最大限に高めるためには、このステップを丁寧に守ることが大切です。 リベルサス服用ダイエットを成功させるポイント4つ せっかくダイエットに挑戦するなら、しっかり減量して成果を収めたいですよね。ここでは、より効率よくリベルサスを服用し、ダイエット効果を高めるポイントを4つ紹介します。 医師に相談しながら服用する リベルサスは医師の処方が必要な薬です。自己判断での服用や増量は、副作用や体への負担が高く危険なため、絶対にしないようにしましょう。 減量の目標設定や、服用中に生じた体調変化についても細かく共有し、二人三脚で進めることが成功の鍵となります。 生活習慣を見直す 薬の効果を最大化するためには、食事や運動などの生活習慣も重要です。 バランスのとれた食事(食物繊維・タンパク質を意識) 軽い運動(なるべく階段を使う) 睡眠時間の確保 運動や食事の質を変化させると、代謝アップや筋肉量が増えるなど、身体にプラスの影響が生じます。適切な運動と食事をこころがけ、リベルサスの効果を高めましょう。 服用を継続する リベルサスの服用は、自己判断で中止しないことも大切です。 「効果が出てきたかも」と思って中止してしまうと、せっかく薬の効用に慣れた身体がもとに戻ってしまい、リバウンドしてしまうかもしれません。中止の判断も必ず医師と相談しましょう。 正しく服用する リベルサスを誤った方法で服用すると、長期間継続していても効果が現れない可能性があります。 正しい飲み方については、次の章で詳しく解説します。 リベルサスの正しい飲み方 リベルサスを服用する際は、いくつか気を付けるポイントがあります。正しい飲み方を知って、ダイエット効果を上げましょう。 基本の3原則 出典:リベルサス®錠を 服用される方へ リベルサスの正しい飲み方は以下の通りです。 1日1回、1錠を空腹時に服用する 120mL以下の水とともに服用する 服用後、30分以上ほかの物を摂取しない リベルサスは、胃の中に食べ物や飲み物がない状態で服用します。また、毎日決まった時間に服用することで、体内の薬剤濃度が一定に保たれ、安定した効果が期待できます。 おすすめは朝起床してすぐのタイミングです。夜に食べた物が睡眠中に消化され、胃の中が空っぽになっています。 もし飲み忘れてしまった場合は、翌日に1錠服用しましょう。2錠まとめて飲むのは厳禁です。 注意点 リベルサスを飲む時は、以下の注意点に気をつけましょう。 錠剤は割らずにそのまま飲む 水以外(コーヒー・お茶)は使用しない 服用後30分〜1時間は飲食を控える 錠剤は湿気を避け、服用直前に取り出す 錠剤が破損すると、薬の効果がしっかり発揮されない可能性があります。噛んだり割ったりせず、そのまま飲み込みましょう。また、水以外の飲食物で服用するとリベルサスの吸収が下がる恐れがあります。コーヒー、お茶、服用ゼリーなどは避けましょう。 リベルサスは、服用してから次の食事までの時間が空いているほど、薬の吸収効率が良くなります。最低でも30分、できれば1時間以上間隔をあけましょう。 リベルサスの錠剤は、湿気と光の影響を受けやすい性質があります。飲むときは服用直前にPTPシートから取り出すようにしましょう。 リベルサスで効果が実感できない理由 リベルサスを服用する人の中には、期待していたダイエットや減量の効果が実感できない方もいるかもしれません。 ここでご紹介する4つのポイントを確認してみましょう。 服用量が適切でない ダイエット効果が実感できない人は、服用している薬の用量が足りていない可能性があります。服用を2、3カ月続けても食欲抑制や満腹感を感じられない場合は、医師と用量を相談しましょう。 運動量が不足している 1日の運動量が少ない方は、効果が現れづらい傾向があります。運動量より食事で得るカロリーが多く、運動で消費しきれていないかもしれません。 通勤時に一駅前で降りて歩いてみる、お風呂の前にスクワットをしてみるなど、普段の生活に一つプラスで運動してみましょう。 食生活の改善が不十分 高カロリーな食事や間食を摂取しすぎている場合、減量の効果が感じられない可能性も。栄養バランスを意識し、間食を抑えて適正な摂取カロリーを意識しましょう。 正しい服用方法を守れていない リベルサスの服用で効果が実感できない場合、正しい服用方法を実践できていないかもしれません。服用の注意点を改めて確認し、誤っている場合は正しい飲み方に直しましょう。 リベルサス処方の流れ リベルサスの処方の流れは、大まかに以下のとおりです。 カウンセリング・診療 検査(採血) 服用開始 経過観察と服用量の見直し まずはクリニックを受診し、医師の問診で体質や健康状態、既往歴を確認します。安全に服用できるかを確認するため、採血などの検査を行うクリニックが多いです。ほかに服用している薬があれば、このタイミングで伝えてください。 服用後は、定期的な診察で効果や副作用を細かに確認しつつ、段階的に用量を増やします。 食欲の変化や運動量、食事量を記録し、服用量や治療計画を見直しましょう。 リベルサスのリスク・副作用 服用量に応じて食欲抑制効果や体重減少効果は上がりますが、同時に副作用のリスクも増加します。 とくに服用初期は身体が薬に慣れておらず、副作用が出やすいです。代表的な副作用をチェックしておきましょう。 消化器官症状 セマグルチドが作用し、胃や腸といった消化器官に症状が出る可能性があります。 服用初期に現れやすく、時間の経過とともに体が慣れて軽減するケースがほとんどです。 症状:下痢、嘔吐、胃のむかつき、お腹の張り 低血糖症状 リベルサスは低血糖のリスクが低い薬ですが、ほかの糖尿病治療薬と併用すると低血糖症状が起きるおそれがあります。 症状が出た場合は、応急処置としてすぐに糖分の多い食べ物や砂糖を摂りましょう。グルコース(ブドウ糖)を含む食品は、吸収が早くおすすめです。 症状:冷や汗、震え、動悸、疲れやすい 急性膵炎・胆道系疾患 リベルサスは膵臓に直接働きかけ、インスリンの分泌を促します。体質によっては負担がかかりすぎてしまい、まれに急性膵炎や胆嚢炎が生じることも。急な体調の変化があったときは、服用を中断しすぐに医療機関を受診しましょう。 症状:吐き気、急な背部痛、黄疸、発熱、寒気 リベルサスを内服できない人は? 安全性の高いリベルサスですが、条件によっては服用できない人もいます。自分が条件に当てはまっているか確認してみましょう。 妊娠中、授乳中、妊娠を希望している人 妊娠中、授乳中、妊娠を希望している人は、リベルサスを服用できません。妊婦の方は、早期流産や奇形といった胎児毒性のリスクがあります。また、母乳にも成分が移ることが確認されています。 とくにこれから妊活を始めようと思っている方は、服用をストップしても薬の成分が身体に残っている可能性があります。服用していたことを必ず医師に申告してください。 参照:2 型糖尿病治療剤 経口 GLP-1 受容体作動薬 リベルサス錠3mg/7mg/14mg ( セマグルチド(遺伝子組換え) ) 過去に膵炎になったことがある人 膵炎の既往歴がある人は、急性膵炎が再発するリスクが非常に高いため、服用できません。医師の問診の際に必ず伝えてください。また、服用中に膵炎になった方は、治療が完了した後でも再投与はできません。 ほかの糖尿病薬を内服している人、注射をしている人 ほかの糖尿病治療薬と併用する場合、低血糖のリスクが高まる可能性があります。 リベルサスは基本的に併用禁忌薬がないとされていますが、副作用が出やすい組み合わせは処方も慎重に行う必要があります。投薬中の方は、医師に薬の種類を正確に伝えましょう。 費用、料金 効果や飲み方を知って、自分に向いていそう!と思った方は、費用の面も気になりますよね。ここでは、リベルサスの価格について解説します。 ダイエット目的の場合の自由診療価格 リベルサスをダイエット目的で使用する場合、保険適用外の自由診療となります。 用量 1ヶ月の目安費用 3mg 8,000~15,000円 7mg 20,000~25,000円 14mg 30,000~40,000円 服用量の増加に伴い、費用も上がります。 仮に1か月目に3mg、2か月目に7mg、3か月目に14mgを摂取した場合、費用は約6~8万円程となります。クリニックや診療プランによって金額が異なるため、クリニック選びの際に確認しておくと良いでしょう。 薬代以外にも、定期的な診察料や、必要に応じた検査料なども必要です。 まとめ リベルサスは、食欲抑制と満腹感の持続を通じて、無理なくカロリーコントロールをサポートしてくれる薬です。効果を最大限に引き出すためには、正しい服用方法を守り、医師の指導のもとで継続することが不可欠です。 また、リベルサスは食欲を抑えますが、服用すれば必ず減量できるわけではありません。服用と同時に健康習慣の見直しが必須です。 まずは、信頼できるクリニックで医師に相談し、ご自身の体質や目標に合った服用プランを立てることから始めましょう。 【東京のおすすめ】ダーマペンでニキビ跡は何回で効果が出る?料金・施術内容を徹底解説 顔の産毛脱毛でツルツル肌を手に入れよう!メリットと効果的なケア方法 一覧に戻る other column other column その他の記事 2025.10.15【東京のおすすめ】ダーマペンでニキビ跡は何回で効果が出る?料金・施術内容を徹底解説 目次1 ダーマペンとは?東京で注目されるニキビ跡治療1.1 … 2025.10.15リベルサスのダイエット効果とは?成功ポイントや飲み方、副作用を大解説 リベルサスは、本来2型糖尿病の治療薬として開発されましたが、… 2025.09.01美容クリニック検索アプリ「トリビュー」への掲載をしました こんにちは!エイトビューティークリニックです。 この度、美容… 2025.06.30顔の産毛脱毛でツルツル肌を手に入れよう!メリットと効果的なケア方法 顔の産毛が気になる方、自己処理を繰り返している方に朗報です!… 2025.06.13これでニキビに悩まない!男性のニキビについて徹底解説! ニキビは、どんな肌質の人でも一度は悩んだことがあるものですが… 2025.06.10どうしてこめかみにニキビができるの?原因とケアについて徹底解説! 目次1 「こめかみニキビ」とは?「こめかみニキビ」が気になっ… 2025.06.09すね毛処理とは?脱毛の方がいい?最適な方法を徹底解説! 目次1 すね毛処理とは2 すね毛の処理方法とおすすめ度3 1… 2025.06.05医療脱毛で産毛は本当になくなる? 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