医療脱毛は痛い?痛みが強い部位と痛みを軽くする方法を解説 2022.10.24 脱毛の基礎知識 「脱毛をしたい!でも痛いのはイヤ、こわい」そんな方に、痛みの原因と軽減する方法までご紹介します。医療脱毛なら、万が一皮膚トラブルが起きても医師によってアフターフォローがしっかりしたところが多いので、安心です。(※痛みの感じ方には個人差があります) 目次1 医療脱毛の痛みの理由2 医療脱毛はどのぐらい痛いのか3 医療脱毛の痛みが強い部位と軽い部位3.1 いちばん痛い?でも人気の「VIO脱毛」3.2 いちばん人気!「ワキ脱毛」3.3 実は盲点「顔の産毛」4 痛みは自分でも軽減できるかも!痛みを感じやすい状況を知る4.1 日焼け4.2 乾燥している4.3 ホルモンバランスの乱れ5 医療脱毛の痛みを軽くする方法5.1 医療脱毛ならでは!麻酔を使ってもらう5.1.1 笑気麻酔5.1.2 麻酔クリーム5.2 照射部位を冷やして痛み軽減5.3 照射レベルやレーザーの種類を使い分ける5.4 スキンケアで肌のコンディションを整える6 まとめ 医療脱毛の痛みの理由 脱毛の痛みは脱毛の機器や部位によっても様々です。では、なぜ痛みは生じるのか。 それは「医療脱毛のレーザーが毛の黒色に反応している」からです。 毛の黒色=メラニン色素といわれるものです。毛根のメラニン色素にダメージを与え、新しい毛が生えないようにする仕組みです。痛みは、毛根にダメージを与える際に発される熱が周辺の皮膚に伝わるからです。 医療脱毛はどのぐらい痛いのか 一言でいうなら「肌をパチンと輪ゴムではじかれるような痛み」とよく耳にするかもしれませんね。痛みには個人差がありますが、照射部位や、脱毛クリニックの施術方法によっても痛みの感じ方は変わってきます。 痛みを軽くしたい!方は、後半でお伝えしますね。 「痛みはなぜ感じるのか」=「毛の黒色に反応しているから」でしたね。 なので、痛みは継続的な痛みではなく、照射のたびにチクっとする単発的な痛みです。黒色に反応するので、脱毛回数が増えるたびに、毛が細くなったり、毛量が減ることで、痛みが減ってくることが期待できます! また、脱毛サロンに比べて、医療脱毛の方が痛みを感じやすいと話を聞いたことがあるかもしれません。それは、医療脱毛のほうが照射レベルが高いから。確実な脱毛を望んでいるなら医療脱毛をおすすめします。 医療脱毛の痛みが強い部位と軽い部位 筆者も脱毛経験しています。よくある口コミと同じように痛みの感じ方は下記の通りでした。 痛みを感じやすい照射部位は以下3か所です。 VIO 脇 顔の産毛 逆に痛みを感じにくい部位は 腕 ひざ下 痛みを感じやすいのは「皮膚の薄い部位」「神経や血管が集中している部位」です。VIOやワキは、人気の施術部位なので、これから脱毛を検討している方は少し不安かもしれませんね。それぞれの痛みを感じやすい原因を知ることは痛みへの不安を軽減することにつながると思います。 後でお伝えするご自身でのケアやクリニックとの相談で痛みを軽減する方法もあるので、ご安心を! いちばん痛い?でも人気の「VIO脱毛」 正直に言うと、やはり一番痛みを感じやすいです。「皮膚が薄いこと」「神経や血管が集中していて骨に近い」2つの原因から、痛みを感じやすい方が多いのも納得ですよね。 毛量も照射範囲に対して多く、密集しているのも痛みが増す要因です。また、下着の摩擦や自己処理の繰り返しで、色素沈着を起こしていると黒ずみに反応して痛みが増強します。VIOのようなデリケートゾーンは、ホルモンバランスの影響を受けやすく、脱毛の刺激によって黒ずみができてしまうことも考えられます。 VIOの中でどこが一番痛いのか・・「Iラインが一番痛い」と答える方が多いです。それは、VIOの中でも一番皮膚が薄く、粘膜に近い場所で痛みに敏感なためです。一番最後まで脱毛が終わらないという声も多いです。 いちばん人気!「ワキ脱毛」 ワキ脱毛も、VIO同様、皮膚が薄く、毛が密集しているため痛みを感じやすい傾向にあります。毛質もアシやウデに比べると太くて濃いので、メラニン色素の反応が強くなります。 また、ワキは自己処理をしている方も多く、乾燥や自己処理による黒ずみ・衣服による摩擦によって痛みを感じやすくなる可能性が高いです。しかし、ワキは照射範囲が狭く、施術時間が短く数分間なので「多少痛くても我慢できる」という声が多いです。 また、2.3回で効果を感じやすいという口コミも多く、だんだんと痛みが軽減され、効果を感じて洋服選びも楽しくなるなど満足度も高いです。 実は盲点「顔の産毛」 産毛は「毛が細いので痛みが少ないのでは?」と考える方もいます。しかし、メラニン色素が薄いため、レーザーのパワーを強くする必要があり、痛みを感じやすくなります。皮膚も薄く、すぐ下に骨があるので痛みが伝わりやすい部位でもあるからです。 日焼けや乾燥など肌の状態によっても痛みが増強する要因が増えるため、施術をするタイミングや施術前後のケアをしっかりすることをおすすめします。 痛みは自分でも軽減できるかも!痛みを感じやすい状況を知る 医療脱毛の痛みを軽減する方法は、2つあります。 次でご紹介する「クリニックでの対応によるもの」 ご自身の身体の状況を知ること こちらでは「ご自身の身体の状況を知ることで痛みを軽減する方法」をご紹介します。 痛みを感じやすい身体の状況は以下の3つです。 日焼け 乾燥している ホルモンバランスが乱れている 日焼け 医療脱毛の仕組みは「メラニン色素に作用する」でしたね。日焼けしている肌の表皮はメラニンの量が多い状態なんです。つまり、レーザーが強い反応を起こして、痛みを強く感じてしまうというわけです。ひどい状態だと、痛みが強いだけでなく、やけどにつながる危険もあるので、注意が必要です。 脱毛前後2週間は日焼け対策をしっかり行うことをおすすめします。 こまめに日焼け止めを塗る 日傘を使う 長袖を着る 少なくとも、脱毛を行っている期間だけでもケアをすることで、脱毛完了時の満足度が変わると考えられます。 乾燥している 肌の水分量が減ると、肌のバリア機能が低下します。レーザーの熱の刺激を受けやすく、痛みを感じやすくなります。脱毛後の炎症が生じる原因にもなりますので、施術前からの肌のうるおいは重要です。 施術後も、肌の状態はデリケートになります。しっかりと保湿をすることは、痛みを感じにくく、トラブルの起きにくい肌に導いてくれます。目に見える部分だからこそ、脱毛期間中は特に丁寧なケアをしてもらいたいです。 ホルモンバランスの乱れ 生理 睡眠不足 ストレスを感じている ホルモンバランスが乱れる原因は人それぞれです。見えないものなので把握が難しいですね。ホルモンバランスの乱れは、肌が敏感になるため、痛みを感じやすい時期です。 生理については、生理前や生理中は肌トラブルが起きやすく、ホルモンバランスの乱れを感じる女性が多いため、痛みを感じやすい傾向にあります。逆に生理後は痛みを感じにくいという声も聴かれます。 今までの施術では問題がなくても、敏感になっている肌の状態で脱毛を行うことで、肌トラブルを起こす可能性もあります。痛みを感じやすい人や、施術部位によっては、生理日前後を避けるよう、調整することも良いでしょう。予約時から考えておくと、予約変更などめんどくさい手続きをせずに済みますよ。 脱毛が完了したら、キレイな肌を見せたくなるはず。その時のために、トラブルなく施術を行ってもらうために、自分でできるケアを行いましょう。クリニックに相談すれば、効果的な方法を提案してくれるはずです。 医療脱毛の痛みを軽くする方法 前述のように、肌の状態・身体の状態を整えた状態でも、やはり痛みを感じることがあります。その場合の軽減方法についてご紹介します。 麻酔を使ってもらう(笑気麻酔や麻酔クリーム) 施術部位を冷やす 脱毛部位によってレーザーを使い分けてもらう 施術後のスキンケアをしっかり行う 医療脱毛ならでは!麻酔を使ってもらう 笑気麻酔:鼻から吸引 麻酔クリーム:塗るだけ 笑気麻酔 酸素と低濃度笑気ガスを混合しているものです。即効性があり、しっかり寝入ってしまうというより、心地よくリラックスできるイメージです。身体に大きなダメージはなく、吸引を終えれば数分で麻酔効果は切れるので、安心です。施術に対する不安や緊張感軽減にも期待できます。 麻酔クリーム ただ塗るだけ!顔やVIOなどのデリケートゾーンの脱毛に適しています。施術30分ほど前に脱毛部位に塗って、皮膚の感覚を軽く麻痺させるものです。 痛みの処置については、オプションになることもあるので、事前に相談することをおすすめします。 照射部位を冷やして痛み軽減 照射部位を冷やすと、熱による痛みを感じにくくし、肌へのダメージも抑えられます。 マシンそのものに冷却機能がついている 冷却ジェルや保冷剤を使う 冷却ガス 冷やし方は、クリニックによって様々です。麻酔を使うことへ抵抗がある方は、まずはこちらの方法を相談してみると良いでしょう。また、冷却に加えて麻酔を使うことができるクリニックも多いです。一度麻酔なしの冷却法でご自身の痛みの感じ方を知ってから、次はどうするかを考えてみるのもおすすめです。 照射レベルやレーザーの種類を使い分ける 部位によって、毛の密度や太さも違うので、照射レベルを部位によって変えてくれるのかは、事前に確認しておくと良いです。 クリニックによっては、いくつかのレーザー機器を使用している場合もあるので、照射部位によって機器の種類を使い分けてくれるかも相談してみると、よりご自身の満足度を高める結果になる考えられます。 スキンケアで肌のコンディションを整える 前述したとおり、ご自身で肌の状態や身体のコンディションを整えることで、痛みを感じにくく、トラブルが起きにくい肌を作るとお伝えしました。 クリニックでの施術だからこそ、効果的なスキンケア用品や、オプションでシートマスクがある場合もあります。 ご自身でのケアは、入浴後5分以内に保湿ケアをすることをおすすめします。脱毛箇所を中心に、こすらず、摩擦レスの保湿方法を心掛けてくださいね。 できるだけご自身の希望に沿う形で、痛み軽減しながら脱毛が続けられることが理想ですね。不安をそのままにせず、相談できるクリニックを選ぶことをおすすめします。 まとめ 医療脱毛は痛いのか、その理由と痛みのある部位や軽減方法をご紹介しました。 痛みは、個人差はありますが、脱毛部位や肌の状態によって変わってきます。クリニックによって痛みを軽減する方法や、ご自身のスキンケアなどで痛みを軽減する方法もお伝えしました。 「医療脱毛だから、痛いのは我慢するしかない」ではなく、医療脱毛だからこそできる痛み対策があります。また、高い脱毛効果を期待する方だから医療脱毛を検討しているはず。 痛みを諦めず、まずはしっかりとしたカウンセリングで、不安やご自身の希望に合った方法を提案してくれるクリニックを見つけることをおすすめします。万が一の肌トラブルにも対応できる医療脱毛で、痛みの不安なく、理想の肌を手に入れてみてはいかがでしょうか。 医療脱毛をしても数年後にはまた生えてくる?医療脱毛の効果や回数を解説! 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